9月のラインナップ

内部の人間の犯罪 秋山駿評論集 (講談社文芸文庫)

内部の人間の犯罪 秋山駿評論集 (講談社文芸文庫)

小林秀雄の「ただしい」解説でおなじみ。「知られざる炎 評伝中原中也」は復刊候補に。
批評家秋山を解説するには、批評家井口時男。この何でもないようで、まっとうな線が変わらないのがいい。
墓碑銘 (講談社文芸文庫)

墓碑銘 (講談社文芸文庫)

文芸文庫でしか読めない小島信夫が補充。
千石英世の名解説三度。柿谷浩一の書誌も豊富。やや高いが買ってしまう。現代英米文学のさらなる充実期待。